
川口市 給湯管の水漏れ⑧

本日は「給湯管の水漏れ」です
現場は集合住宅の2階で、1階のオーナー様宅に階下漏水したことがきっかけで漏水が発覚しました。
他社様が先に現調をして給湯管からの水漏れであることが解ったそうです。
これは給湯器のバルブを閉じると水漏れが止まることで容易に判断出来ます。
そして相見積もりの結果、当店で工事を賜ることになりました。
今回、給湯管を更新することになったのですが、その施工方法と提案が決め手になった様です。
具体的には給湯管には様々な管種が有り(HTVP、架橋ポリエチレン、ポリブデン、ステンレス、銅管など)それぞれ特徴が有りますが、現在は住宅用であれば架橋ポリエチレン管かポリブデン管が使われることが多いのですが、当店の見積はポリブデン管を使用して配管の露出部分はモールを使用して部屋の美観を損ねない様にすることでした。それに対して他社様の見積は仕上がりのイメージが出来ず、パイプが剥き出しになるのでは?という不安があった様です。
また、今回の現場は入居中の部屋でしたが、空き部屋では床、壁を開口して全て隠蔽配管で施工することも可能です。

工事前です。矢印を付けた給湯管(銅管)が部屋内の床下で漏水している様です。

工事前の浴室です。

壁点検口を開けた状態です。
浴室にはこの壁点検口と天井点検口を利用して新しい給湯管を配管します。

工事前のキッチンです。既設の水栓が壁付であることも今回、露出配管での対応となった理由の一つです。
現状の様に壁の中に隠蔽配管するには当然ながら壁の開口、復旧工事を伴いますので材料費、手間、工期が掛かりますので居住中の部屋では現実的では有りません。

給湯器から外壁までの既設の給湯管を撤去し、部屋内まで開口しました。(この穴径は32mmです)

部屋内から見た開口部です。

居室に天井点検口を設けて新しい給湯管を配管しています。

部屋内の露出部分から天井裏へと配管を通すための開口です(32mm)

露出部分の配管状況です。手順として、配管を通すための開口が済んだらモールのベース部分を取り付け、新しい給湯管を配管します。

この様に、天井点検口を利用して配管を天井裏へと導きます。

天井裏の配管状況です。浴室の天井点検口へと配管しています。

浴室の天井点検口を利用してキッチンへと至る給湯管と分岐を行います。

露出配管部分にモールのカバーを取り付けました。

天井取出し部分の配管モールです。

天井点検口を閉じた状態です。

浴室水栓への配管状況です。

キッチン水栓への配管状況です。

キッチン水栓の取付状況です。
給水側にもモールを使用して綺麗に仕上げました。

屋外の配管部分は保温剤を施し、外壁の開口部分はシリコンコーキングで防水処置をして作業終了です。
(ここまでご覧いただいた工事は1日で完工しますので入居者の方に不便をお掛けすることも有りません)
川口市の漏水調査、修理ならお気軽にご相談ください。
また、以下でも給湯管の水漏れをご紹介しておりますので参考にしてください。
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