川口市 給水管の水漏れ①
本日は「浴室の壁の中で水漏れしている」という依頼です
実は、当店がお伺いする前に無資格の工事店が見積に来たそうなのですが、お客様は漏水による過払い水道料金を減免してもらいたいので川口市水道局の指定工事店である当店に依頼し直したわけです。
工事前です。浴室の外壁付近から水漏れしています。
漏水調査の結果、画像の浴室洗い場にあるシャワー水栓の立ち上がりからの水漏れでした。
さて、この様に壁の中で水漏れしている場合は「タイルを剥がしてコンクリートを斫り修繕するか」、「既設の配管は諦めて壁に新しい穴を開けて部分的に配管を作り直すか」の選択になりますが当然、後者の方が工期も費用も抑えられます。
お客様に状況をお伝えして、次に地面を掘削して給水管が分岐出来るかを確認します。
画像は給湯器に繋がる給水管です。ここで配管が行き止まりになっていますが、直したいのはその先なので困りました。
何故かというと、既設の配管の分岐箇所がここではないと簡単には直せないからです。さらに掘削を続けて調査します。
既設の配管の分岐箇所を見つけました。残念ながら、この給水管は浴室の床下を通っていて浴室洗い場のシャワー水栓の給水管を復旧させると「浴槽側の水栓と、キッチンの水栓から水が出なくなってしまいます。」
要するに、最低でも浴室シャワー水栓、浴槽側水栓、キッチン水栓へと至る給水管の3ケ所を配管し直さなければならないわけです。
再度、お客様と相談して水道メーターから全ての給水管を布設替えしましょうということになりました。
工事前のキッチン水栓です。
既設の水栓を取り外し、外壁へ32mmの穴を開けました。
キッチンの給水管工事後です。同じ要領で浴室洗い場のシャワー水栓、浴槽側水栓、トイレ、、、、と配管していきます。
浴室シャワー水栓の給水管を配管しています。
浴室シャワー水栓の給水管工事後です。
浴槽側も同様に外壁に32mmの穴を開けて新しい給水管を配管します。
浴槽側水栓の給水管工事後です。
洗濯水栓の給水管を工事中です。屋内で給水管が露出しないように取付場所を変更しました。
洗濯水栓の給水管工事後です。元の水栓取付場所は不要となりましたので化粧プラグを取り付けます。
トイレの給水管工事前です。
トイレの給水管工事中です。トイレから洗面所への配管は屋内で露出しなければならないのでご覧のように配管モールを使用して綺麗に仕上げます。
トイレの給水管工事後です。
屋外水栓の給水管工事前です。
屋外水栓の給水管工事後です。水栓柱も新しいものに交換しました。
給湯器への給水管工事後です。給湯器の直前には「逆止弁付きボールバルブ」を取り付けます。
屋外の配管状況です。配管支持をとり、保温工事を施しています。
「残留塩素測定」の様子です。左側の試験官と右側の色を比べます。同じ色のところを測定しますので「残留塩素濃度」は0.6mg/ℓであることが解りますので正常です。
今回の工事は給水管の管種や蛇口の位置が変更になっていますので「給水装置改造工事」となります。
工事の「完成図」です。平面図と立面図をCADで描かなければなりません。
工事後は水道局の「竣工検査」を受け、「緊急修繕報告書」を提出します。
川口市で水道工事の事ならお気軽にご相談ください。
また、以下でも漏水の修理を紹介しておりますので参考にしてください。
川口市の水道工事①
川口市の水道工事①WATERWORKS-KAWAGUCHI① 「水道局の検針で漏水しているといわれた」という依頼です 川口市では指定工事店が漏水の修理を行い緊急修繕報告書を提出する…