草加市 便器交換
本日は「便器交換」です
先日、トイレつまりの修理に伺った際に便器交換の相談を受けました。
サイフォン現象がうまく機能していないことと、トイレタンクへの給水にとても時間が掛かる状況で安心してトイレを使用出来ない状態の様でした。
交換前です。「TOTO製」
トイレの洗浄に大、小の区別が無く、一度の洗浄に16ℓの水を必要とします。
既設の便器を取り外し、床フランジも同時に交換します。
床フランジ金具交換後です。
同梱の型紙を使用して排水アジャスターの横引管の切断寸法を調べています。
排水アジャスターを取り付けました。
この排水アジャスターはリフォーム向けの便器に使用するもので、従来は床の貼り替えや、排水管の切り廻しが必要だったものを短時間で、費用を抑えて便器交換を可能にしたものです。
具体的には同じ見た目の便器でも新築用のものは排水芯(壁の突き当りから排水管の中心までの距離)が200mmですが、今回のお客様宅の便器は排水芯が355mmのものが使われていました。
これに新築用の便器を取り付けると壁とトイレタンクの間に155mmの隙間が生じてしまいますし、便器の先端も155mm手前に来てしまいますのでトイレ空間が狭くなってしまうわけです。
止水栓を交換しました。
既設の止水栓は吐水部が上向きでしたが、新しい止水栓は吐水部を下向きに取り付けます。
これは、最近のトイレタンクは下部給水(トイレタンクへの給水をタンクの底面から行う)となっているからです。
また、止水栓はトイレタンクへの給水の吐水量の調整や、トイレのみを止水するために使用しますので重要な部品となります。
新しい便器を取り付けました。
「TOTO CS232BM」
フチなし便器とトルネード洗浄でお馴染みのもので、大4.8ℓ、小3.6ℓ(特定のウォシュレットとの組み合わせで3.4ℓ)で使用出来る節水タイプのものです。
新しいトイレタンクを取り付けました。
ここで、ウォシュレットはリモコン洗浄タイプのものを選択しましたので付属の手動式洗浄レバーは使用せず、ウォシュレットに同梱のハンドルに組み替えます。
リモコン洗浄用のハンドル取付状況です。
これにより、トイレタンクの洗浄レバーに触れること無くトイレの洗浄を行うことが出来ます。
また、オート洗浄機能も兼ね備えますので流し忘れの心配も有りません。(座った状態でトイレを使用した場合に限る)
交換後のトイレタンクです。「TOTO SH233BA」
従来のトイレタンクと比べて吐水口空間(手洗い管とトイレタンクのフタとの間)が広くなっていますので快適に手を洗うことが出来ます。
ウォシュレット交換後です。「TOTO TCF4714AK」
新しい壁リモコンの取付状況です。
最近、このリモコンのデザインが横長のものに変わりました。
これにより、既設のリモコンを取り付けるためのビス穴が1つ残ってしまいます。
気にしないというお客様もいらっしゃいますが、メーカーさんにはデザインを変更する際にはデメリットが生じない様な配慮をお願いしたいです。
草加市のトイレ水漏れや、トイレつまり、便器の交換などトイレのことならお気軽にご相談ください。
また、以下でもトイレリフォームをご紹介しておりますので参考にしてください。
さいたま市 便器交換
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