川口市 漏水修繕工事㉒

漏水修繕工事を紹介するページです

本日は「漏水の修理」です

今回は、簡単な修理をいくつかご紹介します。

漏水修理前

修理前の画像です。

事前の漏水調査の結果、水道メーターから洗面所の水栓へと至る給水管で漏水しているであろうことが解りました。

漏水箇所

地面を掘削し、目視で漏水個所を確認しました。

矢印を付けた「チーズ」と呼ばれる3方向に分岐するための継手の中で給水管が切れて漏水しています。

漏水修理後

修理後です。

「チーズ」と呼ばれる継手の本体は再利用して、「袋ナット、割リング、コア」と呼ばれる部品、新しい「ソケット」と呼ばれる直線継手、「ポリエチレン二層管」を20㎝交換することで漏水が解消しました。

今回の様に既設の継手を再利用するにはいくつか条件が有ります。

ポリエチレン二層管の継手には「コア打ち込み式」と呼ばれるものや,同じ様な施工方法でも「KMP継手」と呼ばれるもの、「STジョイント」と呼ばれるパッキンで止水するものなどが有り、それぞれネジ(袋ナット)のサイズが異なりますし、パイプそのものの見た目、サイズが同じでも肉厚の違いによりパイプの中に挿入するコアの大きさも変わってくるので現地の部品と同じ規格で有ることの確認が必要です。

漏水修理前の画像

画像は別の現場の漏水修理前です。

赤い矢印を付けた所から糸状に水が噴き出している様に見えますが、実際には白い矢印を付けた継手の中でパイプが切れて漏水しています。

漏水修理中の画像

修理中の画像です。

こちらは「ソケット」と呼ばれる直線継手2つと「ポリエチレン二層管」を40㎝交換します。

パイプを継手に挿入する前の画像

画像は最後に、パイプを継手に挿入する前の状態です。

挿入するパイプの長さが短ければ容易に施工できますが、将来パイプが継手から抜けてしまう可能性が有りますので、ここでの採寸はとても大事です。

漏水修理後

修理後です。

画像の一番下に見える「チーズ」を再利用することも出来ましたが、(その方が継手の数が減り、将来の漏水のリスクが抑えられる)この「チーズ」は2年位前に当店が修理した部分なので敢えてそのままにしました。

パイプダンス機の準備中

現場は集合住宅の新築工事中です。(他社様施工中)

バルブが無いのか止水出来ない様で当店に修理の依頼が有りました。

断水機を使用した止水状況

パイプ断水機で止水して速やかに漏水部分を修理します。

漏水修理後

修理後です。

赤い矢印を付けたところが10mmで白い矢印を付けたところが13mmの異径継手です。

現状、水道メーターの契約は13mmが一番小さい口径になりますので10mmのパイプを使用することは有りませんので、(宅内の追い炊き配管などを除く)この様に口径変更して止水しました。

また、正確にはこれで修理が終わったということでは有りません。

最初に述べたように現場は新築の工事中で、この後、外構工事でコンクリートを打設しますが、漏水していた給水管は使わない物なのでコンクリートを打つ前に根本的に解決しなければなりません。

その方法は道路を掘削して、サドル分水栓のスピンドルを閉じる、または配水小管から縁を切ることです。

川口市では緊急で道路を掘削した場合は常温アスファルトで仮復旧すれば良く、後から専門業者さんが本復旧する流れとなりますが、そもそもこの工事現場には別の水道工事店様がいらっしゃるはずなので当店の作業はここまでです。

因みに道路の掘削を伴う工事では警備員を配置しなければなりませんので、当店はお断りしております。

川口市の漏水修理ならお気軽にご相談ください。

また、以下でも漏水修繕工事をご紹介しておりますので参考にしてください。

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