川口市 漏水修繕工事⑲
本日は「漏水の修理」です
こちらのお客様宅には何度も修理でお伺いしており、「地面が湿っている」というご連絡をいただきました。
修理前です。今回の様に地面が湿っている場合は比較的修理代金が安価で済みます。
それに対して給水管がコンクリート下に埋設されている場合や、壁の中で漏水している場合は漏水の修理以外にコンクリートの解体・復旧工事費や壁の剥がし・張替えなど余計な費用が発生します。
地面を掘削すると直ぐに水溜まりが出てきました。
漏水箇所が特定出来ました。矢印を付けた所に小さな穴が開いています。
漏水していた給水管の一部を切り離し、新しい継手を使用して修理を行います。
矢印を付けた部品は「コア」と呼ぶものです。
パイプの内側に挿入することでナットの緩みを防ぎ、パイプが抜けてしまうという様なことがない様な役目をします。
既設の給水管に継手を入れました。
この給水管は「一種ポリエチレン二層管」と呼ばれるもので、修理に使用する新しい給水管とは外径は同じですが内径が異なります。電設資材などもそうですが、同じ呼び径のパイプは外径は同じ寸法ですが、使用用途によりパイプの肉厚が変わってきますので内径に違いが出てきます。
修理後です。
赤い矢印を付けた所は既設の「一種ポリエチレン二層管」、青い矢印を付けた所(新しいパイプ)は「二種ポリエチレン二層管」です。
「二種ポリエチレン二層管」の方がパイプの厚さが薄く、「コア」も「一種ポリエチレン二層管」に比べて大きなものを使用します。何故この様に違う規格のパイプを使用するかというと、水道資材は地方自治体(水道局)で指定されており、既設の給水管は旧鳩ケ谷市(川口市に合併)の仕様で、新しいパイプは川口市の仕様だからです。
ここまでご覧いただいた様に、水道工事は水道局の指定を受けた事業者が適切な工事を施工する必要が有ります。
無資格、無届工事では漏水により過大請求となった水道料金の減免を受けることが出来ませんのでご注意ください。
川口市の水漏れや水道トラブルならお気軽にご相談ください。
また、以下でも漏水の修理をご紹介しておりますので参考にしてください。
川口市 漏水修繕工事⑱
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