さいたま市　電気温水器の水漏れ

本日は「電気温水器の水漏れ修理」です

実は、福祉施設のお客様より汚物流しの周りが水浸しになることが有るという修理依頼でした。

修理前です。

床への水漏れを確認しています。

先ずは、止水栓、フラッシュバルブ、給水・給湯用の蛇口から水漏れしていないかを確認しましたが異常有りません。

次に、床の水漏れを拭き取って再度点検します。

ここで、水漏れの原因が特定出来ました。

汚物流しには異常が無く、水漏れの原因は矢印を付けた電気温水器のドレン配管からによるものでした。

電気温水器は膨張水を間接排水で処理する仕組みとなっており、現場では排水管の代わりに汚物流しに排水口空間を設けて使用していました。

水漏れの原因となったドレン配管を取り外しました。

取り外したドレン配管（ステンレス製フレキシブル管）です。

このフレキシブル管に小さな穴が開いてしまっていましたので交換します。

ドレン配管を交換しました。

このフレキシブル管は文字通り自在に曲げ加工を行えるもので、DIY向けの商品では10㎝から1ｍまで5㎝刻みで販売されていますが、今回の現場では長尺のものを現場合わせで切断して使用しています。

そして、この様に汚物流しの水溜まり面に触れないように配管することを間接排水と呼びます。

間接排水は汚水が電気温水器に逆流することが無い様に一定の距離（排水口空間）を設けることを意味します。

修理後の排水状況です。無事に水漏れが解消しました。

電気温水器の水漏れやお湯が出ないなど、水道工事のことならお気軽にご相談ください。

また、以下でも電気温水器の水漏れをご紹介しておりますので参考にしてください。