川口市 追い炊き配管

給湯器のリモコン

本日は「浴槽の水漏れ修理」です

浴槽に貯めておいたお湯が減ってしまうということです。

浴槽水漏れ修理前

修理前です。浴槽の下の方に付けられた白くて丸いものが循環金具です。この循環金具は浴槽の内側と外側にそれぞれ別々のパッキンが付けられていて、パッキンが劣化すると水漏れして画像の様に浴槽に溜めていたお湯の水位が下がり、循環金具より下までお湯が減ってしまいます。また、この循環金具はパッキンだけを取り換えることは出来ませんので、水漏れの症状が出たら新しい循環金具をに換することになります。

修理前の浴槽裏側の状態

修理前の浴槽裏側です。追い炊き配管には銅管やステンレスのフレキシブル管、樹脂管など様々な種類が有りますが、今回の現場はゴムホース製です。現地調査の結果、「ガスター製」の循環金具と追い炊き配管が使われていることが解りましたが、ガスター製品のサポートをしている「リンナイ」に問い合わせたところ後継品が無いという回答でした。この場合、給湯器から浴槽まで全て新しく配管をし直すか、互換性の有る部品を探すかの二択になります。そこで、お客様に状況をお伝えして後者の互換性の有る部品で修理を試みますが,うまくいかない場合は前者の給湯器から浴槽まで新しく配管する了承を得て作業を進めます。

循環金具を取り外した状態

既設の循環金具を取り外しました。

追い炊き配管を取り外した状態

追い炊き配管を取り外しました。

取り外した部品

取り外した部品です。

再利用する継手

画像の継手を再利用します。何故なら、既設の追い炊き配管は極性(給湯器から浴槽に往く管と浴槽から給湯器に戻る管が分かれている)が有り、往きと戻りを誤配管しないように継手の長さを変えていたからです。20年以上前の追い炊きには極性が有りましたが、現在は無極性の追い炊きが主流となったため、継手の誤接合の心配も要らないことから継手の長さをわざわざ変える必要が無く、画像の短い継手が入手困難のためです。

新しい追い炊き配管と継手

画像の新しい部品の一方の部品を外して組み替えます。

継手の一方を再利用して修理中

循環金具、追い炊き配管は新しいものですがこの短い継手(往きで使われていたもの)は再利用して取り付けました。

追い炊き配管取付状況

こちらは継手も新しいものです。

浴槽裏から見た新しい循環金具

浴槽裏から見た新しい循環金具です。

浴槽の内側から見た新しい循環金具

浴槽の内側から見た新しい循環金具です。ここで試運転を行います。

追い炊き配管修理後

試運転後です。無事に追い炊き機能が使えて水漏れも解消しましたので最後にフィルターを取り付けて作業終了です。

川口市の浴室の水漏れ、お湯が出ないなど水道工事のことならお気軽にご相談ください。

また、以下でも追い炊き配管の交換を紹介しておりますので参考にしてください。

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