川口市 漏水修繕工事㉛

漏水修繕工事を紹介するページです

本日は「漏水の修理」です

水道メーターから漏水調査中

修理前です。

先ずは、水道メーターのすぐ下流側に音調棒をあてて漏水個所を特定していきます。

漏水が疑われる継手部分

画像は水道メーターから最初の継手です。

この継手はチーズと呼ばれるもので給水管を三方向に分岐させることが出来ます。

そして、この継手部分で一番大きな音が出ることから漏水箇所が近いことが想像出来ます。

漏水が疑われる継手と繋がる散水栓

画像は散水栓です。

先程の継手と繋がるもので、ここに至るまでの給水管は玄関のタイルの下に埋設されています。

散水栓のみを使えなくするための作業中

画像は漏水が疑われる部分の継手の縁を切る作業状況です。

具体的には一時的に散水栓を使用出来ない状態にすることで漏水個所をより絞り込みます。

最初の継手を直線的に繋ぎ直した状態

画像の様に、チーズと縁を切り給水管を直線的に繋げました。

これにより、水道メーターのパイロットの回転が止まれば漏水箇所がチーズ(水道メーターから最初の継手)から散水栓までの間で有ることが確認出来ます。

そして、実際にパイロットの回転が止まりましたので漏水箇所は玄関のタイルの下であることがほぼ確定しました。

ここで、お客様にタイルを剥がしてコンクリートを斫り、現状と同じ様に修理するか、散水栓を違う場所で使用することになっても良いかの相談をしました。タイルを剥がす場合、部分的に新しいタイルを貼っても既設のタイルの経年劣化による変色などで見た目が同じ様にはなりませんし、玄関全体のタイルを貼り変えるのは時間も費用も嵩むことから協議の結果、既設の散水栓は諦めて新しく水栓柱を取り付けることになりました。

新しく取り付ける水栓柱

画像は新しく取り付ける水栓柱です。

散水栓は埋込式であることから意匠性も良く、庭のスペースを有効に使うことが出来ますが、水栓のハンドルの開閉に際し、腰をかがめる必要が有るので年配の方には負担も掛かります。それに対して水栓柱は数種類の高さから選択出来て立ったまま自然に水栓を操作出来るので使い易さではこちらの方が優れていると思います。

水栓柱を取り付けるための準備中

ここに、新しくチーズを取り付けて水栓柱と繋げていきます。

水栓柱との接合状況

画像の様に、新しく水栓柱へと給水管を接合しました。

新しい配管状況

画像の様に、水栓柱へと至る給水管は露出配管です。

もちろん、このコンクリートを斫り、コンクリートの下に給水管を埋設することも可能ですが、コンクリートを斫るとガラの処分費用も発生しますし、今回の水栓柱の取付場所は家の方にしか見えない場所になりますので、お客様も露出配管で良いという判断でした。

水栓柱上段の固定状況

画像は水栓柱の上段と外壁とをサドルで固定した状態です。

水栓柱下段の固定状況

水栓柱下段と基礎部分をサドルで固定しました。

水栓柱取付状況

修理後です。

ご覧の様に水栓柱をサドルで二か所固定していますが、外壁の仕上がり面と基礎部分では段差が生じていることから伸縮式のサドルを使用して段差を解消し、垂直に取り付けています。

また、プロパンガスのボンベの交換時に水栓柱と干渉しない様に一定の距離を取りましたので将来に渡って安心してご使用して頂けます。

最後に、今回の修理内容を水道局に提出することで水道料金の減免申請を行います。

川口市の漏水調査、修理ならお気軽にご相談ください。

また、以下でも漏水の修理をご紹介しておりますので参考にしてください。

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